12月議会が開会しました!
本日から12月議会が開会しました。会期は12月18日までです。
初日本会議に我が会派は「月額給与15%削減を継続する条例案」を提案いたしました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う堺市政に与える影響を考慮して、本年6月から11月までの6か月間、月額の議員報酬を15%削減する条例案を全会一致で可決した経緯があります。
その際に取り決めた月額15%の議員報酬削減が11月末で終了することから、我が会派は15%の議員報酬削減を継続させるための条例案を議会に提案しました。
提案の背景は、①本年6月に実施している15%の議員報酬削減の期間を延長するものであること、②新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、今後、堺市財政に与える影響(税収の減少、新型コロナウイルス対策予算の確保)を踏まえ、財源確保のために欠かせないものであること、にあります。
ところが、大阪維新の会及び無所属議員を除く全会派による反対多数で、本条例案は否決となりました。
この点、条例提案会派である大阪維新の会は事前の調整が足りない、などという批判もなされました。
しかしながら、我々は12月議会が開会する以前より、各会派に対して事前連絡、調整はしており、かかる批判は当たりません。
また、維新の会の提案はパフォーマンスである、との批判もなされました。
この点も、議員報酬を全く削減していない中で、突如本条例案を提案したのであれば、そのような批判もありうるのかもしれませんが、本条例案は、半年前に全会派一致で可決した条例を延長する趣旨のものであり、急遽、15%という額が表になった条例案ではなく、かかる批判も当たりません。
議員自らの給与はびた一文減らしたくないです。しかし、新型コロナウイルス対策を進めてください。議会として財源は捻出しませんが多子世帯保育料無償化延期を撤回してください。
このような議会の主張について、果たして市民の方はどのようにお感じになるでしょうか?