議会力向上会議が開催されました。
本日、議会力向上会議が開催されました。6月末から週に1度開催されてきました議会力向上会議ですが、9月定例会を前に、本日で一旦一区切りとなります。
ペーパーレス化・クラウド化については全会派で一定の合意に至りました。我が会派から議題として提案しておりました質疑時間の見直しについては、他会派からの反対意見もあり引き続き議論することとなりました。
質疑時間の見直しについて、我が会派が問題意識を持っているのは以下の通りです。
現在の大綱質疑における質疑時間は
〇 6・12月定例会:40分 × 会派構成人数
〇 2・9月定例会:20分 + (20分 × 会派構成人数)
となっています。
午前10時に始まる大綱質疑は、原則午後5時までです。(運営上、会議時間の延長が行われています。) 6・12月定例会で採用されている質疑時間の配分では、大綱質疑の終了時間が午後8時を越えます。 また、2・9月定例会で採用されている質疑時間の配分では、大綱質疑の終了時間は午後5時30分となり、原則5時までの質疑時間を越えてしまします。
そこで、我が会派は、年間を通して『20分 × 会派構成人数』での質疑時間を提案しました。提案の背景には、働き方改革やメリハリある質疑の実現のほかにも、現状の不公平な質疑時間の割り当てがあります。
2・9月定例会における質疑時間は、『20分 + (20分 × 会派構成人数)』です。 我が会派の所属議員は18人のため、20分 + (20分 × 18)=380分、一人当たり約21分の質疑時間となります。 同様に計算すると、 公明党(11人):一人当たり約21分 自民党(8人):一人当たり約22分 堺創志会(5人):一人当たり24分 日本共産党(5人):一人当たり24分 無所属(長谷川議員1人):一人当たり40分
となります。 会派構成人数は選挙結果、つまり民意を反映したものです。多くの民意を反映した会派であればあるほど所属議員一人当たりの質疑時間は減少するという民主主義の観点からは合理性に欠ける運用が行われているのが最大の問題です。
この点については、いまだ解決されていないことから引き続き是正に向けて協議を進めてまいります。