令和2年6月8日 大綱質疑

教育環境整備について

 堺市では、新型コロナウイルス拡大を受けて、当初予定を前倒しし、本年12月にPC1人1台を配備する予定です。ICT環境を整備する最大の目的は、児童生徒の学びの連続性が担保できることにあります。

これまで堺市では、学校園ごとに子どもの学習データを管理していたため、学校を卒業するとそれまでの学びの履歴がリセットされ、これまでその児童生徒がどのような学習・学びを行ってきたのかが進学先の学校園と共有されないという課題がありました。

これらの課題解決策として、『大阪府下統一ドメインを導入できないか』という提案を行いました。大阪府下で統一ドメインを導入し、児童生徒にクラウドアカウントを付与できれば、①学びの連続性が担保できる②家庭医学習のあり方が変わる③教職員の働き方改革に繋がる、など多くのメリットがあります。

堺市としても積極的に大阪府とともにクラウドアカウントの設計段階からかかわり、導入に向けて進めていくよう提案しました。