廃校活用事例の視察を行いました。

本日は、奈良県に所在する医療法人・社会福祉法人へ視察に伺いました。

この法人は、子どもの減少によって使用されなくなった学校(廃校)を活用し、現在不足が指摘されている介護福祉士を養成する学校を設置・運営しています。

この学校は、自国で介護・看護を学んできた方々に対し、日本でより高度な専門性を身につけた介護士・介護福祉士として働くために必要な日本語能力を育成することを目的に設置された学校です。

卒業後は、同一校舎内に設置されている介護福祉士養成学校である「奈良介護福祉中央学院」に進学、また、希望者には県立高校専攻科及び大学への道も開かれています。 

堺市でも、子どもの減少により学校の統廃合が進んでおります。統廃合後、廃校となった活用方法も課題の一つです。

今回視察させていただきました取組は、今後の廃校事例として非常に有意義かつ地域の活性化にも繋がるものであると感じました。