総務財政委員会で質疑を行いました
本日、総務財政委員会が開催されました。
私は、先週の本会議で再調査を指示していた堺市における公文書改ざん事案について質疑しました。
人事課による再調査で明らかとなった内容は、
①ヒアリングした結果、日付を遡った職員に悪意はなかった。
②外部有識者による第三者委員会は立ち上げない。
③全庁調査は行わない。
というものでした。
しかしながら、監査の目を欺くために公文書の日付を遡り、あたかも適切に事務処理していたかのように取り繕っていた事案であり、担当職員に悪意があるのは明らかです。
仮に、悪意無く日付を遡っていたのであれば、口頭注意処分という軽い処分でうやむやにするのではなく、重い処分を行い、担当職員の意識改革に取り組まなければならない問題です。
また、本事案以外にも、日付の遡りが常態化していた可能性もあることから、全庁調査を行うべきです。
更には、自浄作用のない堺市は、第三者委員会のアドバイスを求めるべき事案でした。
徹底した原因究明を行わず、身内に甘い処分では何の抑止力も働かず、結果、何度も何度も同じ過ちを繰り返すことでしょう。
この事案をきっかけとして、堺市役所は公文書に対する認識を改める必要があります。