財政局との意見交換会を実施しました。

本日は、堺市財政局と我々大阪維新の会堺市議会議員団で、堺市の財政状況に関する意見交換の場を設けました。

竹山市政時代、「堺市の財政状況は他の政令指定都市と比較して健全である」という主張がなされてきました。

その後、永藤市政となり、「堺市の財政は非常に厳しい状況にある」と、市民の方からすると急激な認識の変化と感じるのではないでしょうか。

この点につき、「なぜ堺市の財政状況に対する認識が変わったのか」という点を中心に意見交換を行いました。

すると、①数年前の竹山市政時代から毎年基金(家庭でいう貯金)を切り崩しながら財政運営を行ってきたこと、②竹山市政時代には、財政シミュレーションなど、戦略的な財政運営がなされてこなかったこと、③令和3年度は約135億円もの収支不足に陥ること、④これまで実施してきた事業を継続すれば令和4年度には予算編成が出来なくなること、などが明らかとなりました。

財政当局と本音で意見交換の場を持てたことは、堺市の財政状況を正しく認識する一歩となりましたが、今後、堺市が直面する厳しい財政状況を踏まえた改革を断行していく必要性を改めて感じました。