堺市議会議員と堺市職員との賭けマージャン疑惑について

本日行われた、我が会派の池田議員の質疑における「職員倫理と政治倫理」という項目の中で、緊急事態宣言中の5月3日、堺市議会議員と堺市職員が賭けマージャンを行っていたのではないか、という疑惑を取り上げました。

本事案の端緒は、我が会派の青谷議員に対して、職員Aが「GW期間中に、堺市議会議員と賭けマージャンをした」という趣旨の話をしたことでした。

その後、青谷議員は職員AとのLINEのやり取りにおいて、職員Aは、「西川議員の事務所において、木畑議員、渕上議員、西川議員、信貴議員、議会事務局長、議事課長、他2名(A職員含む)の8名で賭けマージャンを行った、という話を受けて質疑を行うこととなったものです。


池田議員による質疑の途中、自民党議員から、「池田議員の質疑の中で、議員名を名指しした発言は名誉棄損である。発言の取り消しを求める」旨の動議、堺創志会から緊急質問が出されました。

その結果、議会を休憩し、議会運営委員会が断続的に開催されました。

議会運営委員会の議論では、自民党議員による動議の趣旨説明のほかにも、堺創志会議員から、「LINEの信憑性がない」「議員の政治生命にかかわることであり、堺市に対して緊急質問をしたい」との意見が出されました。

私は、議会運営委員会のメンバーとして、大阪維新の会を代表して、「LINEの信憑性については、名前の挙げられた議員が自らのLINE履歴を公にすれば証明できるのであるから、オープンの場で履歴を提出するべき。履歴が消えているのであれば、LINEに公開請求するべき。」「議員の政治生命にかかるのであれば、別の会議体を設けて議会の場で説明するべきであり、堺市に対して緊急質問をするという主張は合理的理由を欠く」と主張しました。

そして、「この疑惑が事実であれば大問題であり、虚偽であれば、これも大問題である。堺市議会の品位に関わるものであることから、全議員総会や特別委員会を設置して真相究明、説明責任を果たすべきである」旨主張し、議会運営委員会において、別途会議体を設けることが決定されました。

来週16日(火)の議会運営委員会で今後の進め方が議論されます。新たな展開があれば、改めてご報告させていただきます。