総務財政委員会行政視察②~神奈川県公文書館~

視察2日目は横浜市内に所在する神奈川県公文書館へ行きました。

公文書館では、県が作成し、保存期間が満了した公文書の内、歴史的価値のある文書約78万冊を収蔵しています。

およそ2週間に1度、トラックいっぱいの段ボールが運び込まれ、職員の方々が1ページずつ目視で内容を確認し、分類作業を行っています。

担当職員が過去の経緯を確認する際にも活用されており、行政の意思決定や議論の経緯を確認するためにも必要な施設だと思います。

歴史的文書の中には、古文書(小田原攻めの際の文書)も所蔵されており、公文書館の存在は県職員にも行政文書の大切さを改めて感じさせる施設となっているようです。

堺市には公文書館はありませんが、議会では会派を問わず公文書館の必要性が議論されており、施設の姿には様々ありますが、前向きな検討が必要ではないでしょうか。